レジェンド・リボーン:AMAまとめ

--

レジェンド・リボーンAMA(質問会)ライブ配信をご視聴いただきありがとうございました!

開催日:1月24日午後10時(日本時間)

AMAメンバー:
Kung Fu Factory

デザインディレクター Govind Nair(ゴービン・ナイア)
リードデザイナー Kimo Kono(キモ・コノ)

Gala Games
ブロックチェーン部門責任者 Jason Brink(ジェイソン・ブリンク、BitBender)
司会:CryptoYami(山本かおり)
通訳:小麦王(ハリー・ビッセル)

CryptoYami(以下Y):皆さんに自己紹介をして頂きたいと思います。カンフーファクトリー開発陣、Govindさんからお願いしたいと思います。

Govind(以下G):今日のAMAを楽しみにしていました。ゲーム業界には10年ほど携わっています。EA、2K、Zyngaに務めた後、KFF(Kung Fu Factory)に参加し、エコノミーとシステムデザインを専門として、デザインディレクターとして数々のゲーム制作に携わっています。

Kimo(以下K):ゲーム制作に18年ほど携わっていて、うち15年間はEAに務め、シューティングゲームを中心に制作していました。3年前からKFFに参加し、ゲームプレイ、バランス、システムに焦点を当てデザインに関わる幅広い部門を担当しています。

Jason(以下J):皆さんこんにちわ!今日のAMAに参加できて嬉しいです。こちらはまだ早朝なので、小さい(←とても大きいコップでした)コップでコーヒーを飲んでます。今日のAMAはYamiに司会をお任せして、聞いていきますが、もし質問があれば是非!

質問:Kung Fu Factoryのカードゲーム制作での実績を教えてください。(数タイトル作ったことがあるのは把握しています)。

G:過去に作ったカードゲームは、合計ダウンロード数3,200万回以上を記録しており、iOSエディターズチョイスに選ばれた作品もあります。この経験がとても役に立ち、今回再びカードゲームの制作を手掛けるにあたり、NFTプロジェクトやGala Gamesチームから沢山の事を学び、レジェンド・リボーンを今までリリースしてきた作品よりも、さらに素晴らしいカードゲームにしたいと思っています。

質問:お二人は過去にどんなゲームの開発に携わってきましたか?

K:KFFでは、Lego hidden side(レゴ・ヒドゥンサイド)という興味深いARゲーム、NBA公式のパズルゲーム、NBAボールスターズの制作に携わってきました。どちらの制作もとても楽しく、挑戦的な要素もありました。今回レジェンド・リボーンのカードゲームの制作に携わるのをとても楽しみにしています。

G:KFFで最初に携わったゲームは、WWEチャンピオンズというレスリングパズルRPGゲームです。その後、パシフィックリム:怪獣ウォーズ、そしてKimoと一緒にNBAボールスターズに携わりました。RPGゲームの制作も凄く楽しいですが、今回カードゲームという違うジャンルのゲームの制作に携わるのが楽しみです。

質問:どんな世界観のカードゲームですか?現在どこまで構想検討や開発が進んでいますか?

K:しっかりとしたカードゲームの仕組みと、楽しいプレイを提供できると思います。すでにプレイできるレベルの物が出来ており、追加するフィーチャーとそのデザインにおける社内開発スケジュールも決まっていまが現時点では、未完成状態のゲームで、完成度の高いアートスタイルを紹介し、プレイヤーの期待に答えられるクオリティの物が提供できているか、ゲームのコアとなる要素を想定通り楽しんでもらえるか、コミュニティによるフィードバックをまずは確認したいと考えています。このテストを通過した時点で、より具体的なリリース予定を発表できるようになると思います。

質問:リリース時対応の言語は英語以外にもありますか?

G:最初は英語のみを考えていますが、私たちのスタジオのゲームエンジンは複数の言語にも対応でき、過去に制作したゲームも多言語化してきました。難しいことではないので、いつ対応できるか今後決めていきたいと思います。

J:他の複数のゲーム同様に、日本語は早い段階で対応される言語になると思います。

質問:すごくグラフィックが綺麗で、プレイするのが楽しみです♪ゲームの世界観が大好きです!→素敵な感想を有難うございます!グラフィックについて、もう少し詳しいお話しをうかがってみたいと思います!

K:完全3Dグラフィックで、以前ご紹介した動画のようにカードからクリーチャーが飛び出てきます。ドン・ブルースやディズニー、ブリザードやワークラフトからインスピレーションを得て、ファンタジーの世界観が明確に伝わる、親しみやすいアートスタイルを目標にしました。

Y:Jasonが、まずゴールドチャットにこの動画をスニークピークとして紹介してくれましたが、この動画を見た時の感想をJasonに聞いて見たいと思います。

J:ゴージャスでとても素敵だと思いました!私もカードゲームが大好きで、実はこの机の横にマジック:ザ・ギャザリングのカードが積みあがってます。カードゲームをプレイする人なら誰でも、ゲームの実現化を想像したことがあると思います。ただ見た目が美しいだけではなく、カードには命が宿っています。カードの中の生き物が実際に現れるというアイデアはとても魅力的で、KFFはカードに秘められた生命の具現化を見事にゲーム内で実現してくれました。

G:Jasonが言ってくれたような感想をコミュニティからも得られることを期待しています。それがクリアできれば、後はもうリリースするだけですね!

質問:このカードゲームの革新的なゲームプレイはどんなところですか?

K:従来のカードゲームとは異なり、組み立て要素があり、チームやデッキを組む中で使えるクリーチャーに制限があります。クリーチャーはそれぞれが独自のカードセットを持ち、それを元にデッキが組まれます。対戦時にクリーチャーを召喚し、攻撃するカードを選択、対戦相手のクリーチャーに向けた攻撃方法をプレイヤーが選ぶことができます。また、クリーチャーが消滅するとクリーチャーが持っているカードを使うことが出来なくなるので、対戦相手や攻撃相手に合わせて独自の戦略を立てる必要があるのが特徴的です。

質問:ゲームプレイはハースストーンに近いですか?それともスプリンターランドに近いですか?

K:スプリンターランドより、ハースストーンに近いゲームになります。クリーチャーを召喚しデッキを作る要素がありますが、ハースストーンとの違いは、選べるクリーチャーに制限がある事と、クリーチャーに付属してくるアクションカードとの組み合わせを活用する部分にあります。

質問:ハースストーンのような、スタンダード&ワイルド、それともシャドウバースのようなローテーション&アンリミテッドルールになりますか?

K:現時点ではアンリミテッドシステムのみを考えています。将来的にゲームが大きくなり、何千枚ものカードやクリーチャーが存在するようになった場合、それを適切な規模に縮小する方法を考える必要があるかもしれません。その場合は、プレイヤーが所有するNFTを継続して使えるように、他のゲームとは異なるユニークな方法を検討する必要があります。

質問:ゲームバランスの調整が難しいと思います、どういうゲーム環境づくりを目指しますか?

K:Pay to Win(勝利するためにプレイする)ではなく、プレイヤーが所有するカードで競争しあえる、公平でバランスの取れた環境を提供したいと思っています。バランスの良いゲームを作るのは難しいですが、他のカードゲームと比べ、このゲームにはクリーチャーの性質や、カードの選択方法といった特徴があります。過剰なバフやナーフで変更する必要のない環境を目指していますが、ゲームプレイ次第では変更や調整を要する場合もあると考えています。

質問:バフやナーフなどソーシャルゲームよりシビアな対応になってしまうのではないかと思いますが、どう考えていますか?

K:完璧に近い状態でリリースすることが理想的です。必要に合わせてバフやナーフの調整が入る可能性はありますが、おそらく期間限定になり、頻繁に調整を入れてゲームプレイを乱すような事は避けたいと考えています。健全なゲームプレイが提供できるように、ゲーム環境をモニタリングしていきます。

J:どんなゲームも必ずチューンナップが必要です。常に変更が入る可能性があると思っておいてください。特にゲームが成長し、新しいコンテンツがリリースされる場合には調整が入る可能性が高く、ゲームにとってこれは自然な事で、調整が全く必要ないゲームは存在しないと思います。

質問:上位ランクでプレイするには、カードのレベルアップが必要ですか?

K:カードのレベル必須条件はありません。対戦に勝利していくことで、上位ランクでプレイすることが可能になります。コモンカードでもレアカードと対戦できるような仕組みを考えていますが、レアカードには、クリーチャーカードがどんなアクションカードを引くかという点で、一貫性とコントロールに優れた一面があります。

質問:カードNFTの入手方法はPay to Winにならないような仕組みを考えていますか?トレカという事は、レアリティの高いカードがないと対人で勝ちづらいですか?

G:私たちのトレーディングカードゲームの制作経験が生かされる部分になると思います。以前制作したカードゲームには、クリーチャーの能力を上げるパワーシステムがありましたが、レジェンド・リボーンのゲームデザインでは、デッキ作り、カードの引き(運)、そしてプレイヤーのスキルに焦点を当てています。さらに、カードのレンタルシステムが導入され、プレイヤーがクリーチャーデッキを丸ごと他のユーザーに貸し出すことができるようになります。スキルがあればこのゲームを支配することができると思います。

質問:無料で遊ぶことはできますか?

G:先ほど説明したレンタルシステムにより、プレイヤーはより良いデッキを借りることができるようになります。マーケットプレイスを通じてプレイヤー同士によるデッキの貸し借りが可能になります。

Y:ゲーム内でボットと対戦することは可能ですか?

K:現時点ではPvPに注力していますが、ボットを相手に対戦する練習モードを考えており、PvEダンジョンでボットを相手に対戦することで報酬が得られるシステムも検討しています。ダンジョンNFTの所有者がルールやゲームの仕様を変更できるようになる可能性もありますが、細かい部分はまだ検討中です。

質問:ハースストーンやシャドウバースのようにeスポーツシーンも考慮していますか?

K:観て楽しい3Dビジュアルや、スキルを元に繰り広げられるゲームプレイ、eスポーツの基盤となる要素はそろっていると思います。人気のあるeスポーツゲームは事前に準備されたものではなく、コミュニティから生まれる物が多いと思うので、私たちのコミュニティが成長し、eスポーツとしての対戦や観戦に興味を持ってもらえるのなら、それをサポートしたいと思っています。

J:eスポーツのコンセプトについてですが、今後複数のエリアにおいて、Gala Gamesはeスポーツに力を入れていく予定です。Kimoの言う通り、コミュニティがeスポーツとして期待するゲームであれば、Gala Gamesがしっかりとサポートしていきます。それがコミュニティの望むことであるのならば、私たちが実現させます。

質問:既にGods Unchained(ゴッド・アンチェーン) やSplinterlands(スプリンターランド)等があるが、競合相手にどう立ち向かうのか。

K:他のカードゲームとの大きな違いは、3Dビジュアルのキャラクターが盤上で活躍することと、特徴的なカードの引き方です。クリーチャーが形成する複数の小さいデッキ、そのデッキの中から何を引くかを選択することができるので、戦略が重要になってきます。

J:これに関連する大事なことになりますが、Gala Gamesは常にゲームを一番に考えています。NFTを集めることや、興味深いブロックチェーンの導入だけでなく、まず第一にゲームとしての楽しさを追求していく事がレジェンド・リボーンだけでなく、Gala Gamesプラットフォームに存在する全てのゲームにおける共通点になります。

質問:テストゲームの参加はありますか?また、参加資格は何ですか?

G:実際にプレイできるビルドはできていますが、実際にどういう形でテストプレイに参加して頂くかは、まだ検討中です。近日これに関する続報をお届け出来ると思います。

J:プレイできるビルドができている、ということを改めて強調したいと思います。存在しない、いつリリースされるかわからないゲームのNFTを販売するのではなく、現時点でプレイできるビルドが存在し、それがもうすぐGala Gamesのプラットフォームに追加されます。プレイヤーは実際にこのゲームをプレイしてから、どれだけこのゲームにのめり込みたいかを判断することができる、これはとても重要なポイントだと思います。

質問:P2Eゲームになりますか?また、その場合、どのようなシステムになりますか?

G:エコノミーについてですね!P2EのシステムはPvPを元に考えています。基本として2種類の方法を考えており、PvP対戦でバトルに勝つこと、そしてPvPバトルの会場を提供することで報酬が獲得できます。スキルが高いほどより高レベルのPvP会場で対戦を行うことができ、より沢山の報酬を獲得できる可能性があります。また、より高レベルのPvP会場を提供することでも、さらなる報酬獲得の可能性につながります。ランド所有者とPvPの仕組みとして、コミュニティと深く関わり、その情報を元にゲームプレイをスーパーチャージすることもできます。単純に説明すると、スキル(能力)とホスピタリティ(優待)によってより多くの報酬を獲得できる、ということになります。

J:ホスピタリティのコンセプトがゲームのシステムに組み込まれているのが素晴らしいと思いました。

質問:個人的には、ゲーム専用コインのインフレをどう管理するかで、ゲームの成功が決まると思っています。これについて、どのような対策をお考えですか?

G:10年間エコノミーデザインに携わってきましたが、インフレーション(物価上昇率)はいつも悩みの種ですね。他のゲームや、Gala Gamesの他のプロダクト(製品)を参考に、1つの手段として考えているのは、トークンのグローバル収益と消費を調べて毎日の分配に反映させる、動的分配アルゴリズム(算法)です。バランスを取ることで価値を維持し、 NFTの分配においては多すぎず、十分な分配量になるように監視することでその価値を維持します。インフレーションとは別に、NFTのインフレーションについても対策を考える必要があるということです。

質問:レンタルする側にはガス代がかかると思いますが、それに関してはどのような対策を考えていますか?

J:これは非常に重要なポイントです。なぜならイーサリアムネットワークを使い続ける限り、今話している事の全てが実現不可能だからです。イーサリアムを基準にすると沢山の問題が発生し、ゲームの結果をブロックチェーンに記録する事すら難しくなります。毎回200ドルもの費用がかかるトランザクションではゲームの記録を残すのは不可能と言えるでしょう。スプリンターランドなどのプロジェクトは、他のチェーンを使う事によってこの問題を回避しています。Gala Gamesは、ゲームデータやゲームトランザクションの処理を専門とした初のブロックチェーン、GalaChainを1から作成し、この詳細をもうすぐ皆さんに見て頂くことができるはずです。これについてすでにアナウンスされてると思いますが…。あ、もしかしたら未公開情報だったかもしれない(笑) GalaChainのストレステストをするために開発されているゲームがあり、これがもうすぐリリースされる予定です。将来的にGalaChainで処理されるトランザクションは、イーサリアムとは比較できないほど効率が良くなり、高速度のチェーン、より多いデータの処理が可能になり、ガス代問題もありません。トランザクションを完全無料にしてしまうと問題が発生するので、少額の手数料が設定される予定ですが、イーサリアムとは比べ物にならないくらい低額で、一般ユーザーは気付かないレベルの少額設定になると思います。

K:クリーチャーカードは単品販売となりますが、アクションカードがセットで付いてきます。クリーチャーは再育成することで新しいアクションカードを獲得することができるのですが、この再育成はガチャになります。EXカードというNFTカードもありますが、これはクリーチャーに装着できるスペシャルカードで、販売方法は現時点では未定です。ガチャではなく単品販売を検討していましたが、Discordからは、カードパックを開封する楽しみが欲しい、という意見が沢山きています。それがカードゲームの醍醐味でもあると思いますが、まだ決定していません。

Y:ガチャって英語でも通じるのが凄いですよね!販売形式はガチャではないけれど、購入後にクリーチャーをトレーニングしなおす部分にはガチャ要素があるという事ですね~。

質問:どれくらいの頻度でパッチや新しいカードセットの販売が行われますか?

K:具体的なスケジュールについてはまだお知らせできませんが、頻繁過ぎてもゲーム環境を乱すことになりますし、速度が遅すぎてもゲームが退屈になってしまうので、丁度いいタイミングで販売するのが重要になってくると思います。コミュニティからのフィードバックを参考に、良いタイミングを見つけていきたいと思っています。

質問:レジェンド・リボーンのVOXシリーズの予定はありますか?

J:VOXシリーズに関しては、VOXの父に聞く必要があります。でも個人的にはVOX化を期待しています。レジェンド・リボーンのキャラクターは物凄くカッコいいので、素晴らしいVOXシリーズになると思います。ゲームトークンについてですが、今後Gala Gamesのプラットフォームに追加されるどのゲームにおいても専用のトークンが発行される予定になっています。そしてエコシステム要であるファウンダーズノード運営者は、新しいトークンの一部を受け取れる仕組みになっています。

質問:ゴールドメンバーに対するNFTの配布特典はありますか?

J:詳細はわかりませんが、その可能性はあると思います。新しいゲームが追加される度に、コミュニティに対して何かしたいと常に思っているので、その可能性は大きいと思います。

質問:モバイル対応する予定ですか?

G:私たちのゲームエンジンにはポータブル、PC、家庭用ゲーム機、iOSやアンドロイドに対応する能力がありますし、過去にそれらのプラットフォームに対応したゲームを制作してきました。多言語対応の質問と同じように、対応可能か、というよりもいつ実現できるか、という質問になってくると思います。

J:それらのプラットフォームがゲームを受け入れるか、というのが肝心なポイントです。一般的にアンドロイドは対応しやすいですが、もしAppleのデバイスをお使いの場合は、新しいデバイスをゲットする必要があるかもしれませんね。Appleには制限が多いので、難しいんじゃないかと思います。

以上が終始なごやかに行われたAMAの内容になります。
今回質問を寄せてくださった皆様、ありがとうございました!

期間限定の先行販売開催中!詳しくはこの記事をご確認下さい。
数量限定の会場NFT、Gala Gamesストアにて販売中!

今後の新情報、詳細をいち早くゲットするためにレジェンド・リボーンのサイトからのメール登録をお忘れなく!

Gala Gamesプラットフォーム

Discordで会話に参加!

--

--

Gala Games Japan
Gala Games Japan

Written by Gala Games Japan

Gala 公式ブログ - 日本語版

No responses yet