Galaファウンダーズノード:オムニバス案 (ドラフト版)
Gala Gamesファウンダーズノードエコシステムに大きなアップデートが予定されています。詳しくはこちらをご覧ください。
我々自身のL1メインネットのローンチ、20以上の新しいゲームのリリース、およびその他の大規模なエコシステムの変化全体のホスト、Galaは今ターニングポイントへと近づいています。その準備として、ファウンダーズノードの進化における、次の段階への準備のための提案を打ち出します。
この提案は大きく、投票に先立ちこのトピックに関するAMAを少なくとも1回は開催する予定です。これを考える最も良い方法は、Galaエコシステムの将来に関するオムニバス法案です。討論によっては、多少の変更があるかもしれませんが、最終的なバージョンは最終的なノード投票の前に提出される予定です。
半減期:ボーナスプール
7月にもGALA分配金の半減期があります。昨年は、ファウンダーズノードには分配金総額の減少がなかったため、半減期の費用はすべてGalaが負担しました。
今年は、通常通り半減させ、第3の分配プール、ボーナスプールからのさらなる半減を提案したいと思います。
ボーナスプールは、Galaエコシステムを最もよくサポートするファウンダーズノード所有者をよりよく認識し、報酬を与えるために設計された新しいGala分配プールです。
ボーナスプールは、通常のファウンダーズノードとGalaセクションの両方にわたるGALA分配の追加半減から資金を調達し、Galaエコシステム全体に対して定期的にポジティブで健全な行動や振る舞いを示すファウンダーズノード運営者に配分されます。この新しいプールの追加により、ノード運営者は標準的な毎日のGALA配布を受けるだけでなく、より多くのGALAを獲得する力を得ることになり、単一の半減よりも1日の獲得量が増える可能性があります。
毎日のボーナスプールの分配は、ポイントベースで決定され、異なるアクションや振る舞いが異なるポイント量に貢献します。ポイントが高いほど、ボーナスプールからの分配率も高くなります。
以下は、デイリーボーナスプールの分配を決定するためのインプットとして、検討している行動や振る舞いの例です。いくつかのインプットは、他よりも多くのポイントに貢献することになる予定です。
- GALAの総量と保有場所 (例:インベントリとウォレットの比較)
- 保有期間
- 価値交換 (例:Gala資産の売買や譲渡をGALAで測定)
- その他期間限定アクション (ソーシャルシェア、ゲームプレイ時間、ログインなど)
ボーナスプールは、健全なGalaエコシステムを促進する方法で、ファウンダーズノード運営者に、毎日のGALA分配に対するより大きなコントロールを与えるように設計されています。この追加プールへの参加資格がない場合でも、最初のプールからポイントベースの分配を受けることができます。
注:この提案の発表に際して、説明不足であることが明らかになりました。いくつかの重要事項があります。これは、半減期のスケジュールを変更するものではなく、2021年にGalaが半減を全て吸収した後の、以前のスケジュールに戻すだけです。ただし、単に以前の分配スケジュールに戻すのではなく、残りの部分を使って、積極的な行動に報いるためのボーナスプールを設立することを選択しました。以下にグラフを掲載します。
アップデート (2022年7月2日):3つ目の選択肢として、現在の分配比率を50/50に維持したまま、ボーナスプールを作らないという選択肢を追加しました。
可決した場合:
半減期は進みますが、エコシステムをサポートする行為に報いるために別のプールを設立します。
不可欠の場合:
半減期は通常通り進行し、分配はこのようになります。
組織的な承認
Galaが成長するにつれ、新しいゲーム、音楽、およびGalaエコシステムに関連するその他のベンチャーに何億ドルもの資金を投資してきました。このエコシステムが成長・拡大し、プロジェクトGYRIが実際のローンチに向かうにつれて、私たちがゲームの承認を扱ってきた方法は、今後すべてのプロジェクトに通用するものではない、と言うことが明らかになってきています。特に分散化が進むと、GYRIをベースにした他のプロジェクトに扉が開かれることになり、ネットワーク上での開発を希望するすべてのタイトルについて、ファウンダーズノードで投票することはもはや不可能であり、ネットワーク上で特定の権限を与えられた特定の組織で承認することになります。
これにはいくつかの理由があります。
1つ目の理由は、分散型ネットワークでは、ピアが実際に「投票」をして、何かがネットワークにアクセスするかどうかを決定するわけではない、と言うことです。ネットワーク料金が支払われれば、アクセスは許可されます。完全な分散化に向けて進むにつれ、Galaのタイトルにのみキュレーターの役割を果たし、他のタイトルにはネットワークを開放するようになると、ネットワークに参加するすべてのタイトルが「投票」を通過するという考え方は、単純に拡張しなくなります。
2つ目の理由は、ノード投票のコンセプトは書類上は素晴らしいものですが、実際には投票への参加率が非常に低いことです。昨年は、2,579票という少ない投票数のガバナンス案がありました。参加者が最も少なかったのは、わずか251票でした。残念ながら、これではごく一部の声高なノード運営者がネットワーク全体をコントロールすることになり、誰も恩恵を受けることにはなりません。
これに対する最初の解決策は、ノードにコンテンツを持ち込む実際の組織に対して組織的な承認を与えることですが、この承認を得るためには、一定期間にわたって特定のレベルの関与が必要です。これは、Galaと提携していない別の組織がネットワーク上に構築したい場合、ノード投票プロセスを経る必要があることを意味します。このプロセスは、投票が必要で、ノードの少なくとも50%が投票するまで投票は進行しないという点で現在のプロセスとは多少異なります。投票はノード運営者の職務の重要な部分であるため、投票を行うまで、あるいは承認するための上下限投票で過半数のノード投票が完了するまでノードの収益は停止されます。この組織が承認されると、各ゲームを個別の承認プロセスにかけることなく、L1に配備することができるようになります。
NFTのドロップは、エコシステムに導入されるゲームの標準的な4~8%に設定され、規約はこれまでの決定事項を概ね支持するものとします。ゲームの運用サポートに関しては、ノード運営者のために多数のAMA開催と情報が提供される予定です。これは、ノードが特定のチャンネルとワークロードをノード上で無効にすることによって、特定のタイトルをサポートしない、という権利を行使することは可能ですが、個々のタイトルを承認する必要がなくなるという点で重要です。ノードが特定のタイトルに絶対的に反対する場合、実質的にリコール投票を行うことができます。この場合、75%以上のノードが特定のタイトルのリコールを支持する必要があり、その時点でネットワークへのアクセスをブロックすることができます。
可決した場合:
ネットワークに参加するゲームは、タイトル単位ではなく、発行者単位で承認されるようになり、Gala GamesはGalaネットワークで最初の発行者となります。
不可欠の場合:
現時点では 明確ではありません。なぜなら、このエコシステムは今のままでは効率的に拡張できないからです。
ノード販売停止とGalaファンドの再編成について
現在、Galaファンドをコントロールするため、実際のDAO設立に何が必要かを検討しています。これについては後ほど詳しく説明しますが、既存のファウンダーズノード・ライセンスの販売を停止し、その一部をGalaファンドに割り当てたいと考えています。これらのノードはその後、運用収入を生み出し、Galaとは完全に別の方法で、エコシステムの開発、ハッカソン、ゲーム、音楽、映画などに資金を提供することができます。そうすることで、この基金は、GYRIブロックチェーン上に構築する他の事業体にインセンティブを与えることができ、私たちが管理できない他の斬新なプログラムに資金提供を可能にし、Galaの干渉を受けない方法で運用が可能になります。
この場合、現在の販売曲線に従えば、約7,000ノードの価値は約20.4億ドルとなりますが、これらはガバナンスファンドに割り当てられ、以前のGALAベースのファンドはこのトランザクションのためにGalaに戻されることになります。
可決した場合:
ノードをストアから削除し、その一部をユーザーが管理するファンドに割り当てます。
不可欠の場合:
変更なし。
NFTとしてのノード!
これはノード所有者が最もエキサイトする部分です。当初からユーザーがNFTでノードライセンス所有権を証明できるようにしたいと望んでいたことを理解しています。Gala Gamesストアでノードが販売されている間は不可能でしたが、ストアから削除されれば、NFTにするための1つの障壁が取り除かれます。KYC要件など他の要件がまだあるかもしれませんが、きっと実現することを確信しています。
実現したい2つの理由:
1つ目は、Galaが純粋なWeb3ベースの基盤に移行していることです。これは、外部ウォレットをGalaプラットフォームに接続するだけで、いくつかのアカウント機能にアクセスできるようになることを意味し、ユーザーが現在経験しているオンボーディングの障壁の多くを取り除くことになるでしょう。また、第三者のSSOウォレットの統合にも取り組んでいるため、他のさまざまなアカウントとも接続できるようになります。
2つ目は、ノード運営者は自分のノードで好きなことができる様になるべきだ、と考えていることです。Galaエコシステムが進化している方向性を信じられず離れて行きたい、と考えている方々や、エコシステムに参加したいけれども、現在のファウンダーズノードライセンスの価格を支払うことができない方々がいることも承知しています。将来の計画は、現在ノード所有者が目の当たりにしているものをはるかに超えるものですが、次の段階に進む前に、全員の足並みが揃っていることを確認したいと思います。また、人々が望むのでれば、流通市場でのノード取引を可能にするものです。
可決した場合:
ノードライセンスはNFTに変換されます!
不可欠の場合:
変更なし。
この記事で紹介した重要な投票について、近日中に詳細な情報をお届けする予定です。このエコシステムの一員でいて下さる皆様、いつもありがとうございます。
Discordで会話に参加!
出典:Gala Games Medium:Gala Games Node Ecosystem
原文:Gala Founder’s Nodes| Omnibus Proposal (DRAFT)